保坂壮彦日記
(2001.october)

 

10月31日(水)

 じつは、このホームページ、とあるホームページ作成ソフトのトライアル版を使っているのです。だから、僕みたいなパソコンどしろうとでもホームページを創ることができているのです。ちょっとした種明かしです。が、が、そのトライアル版の使用期間なるものが30日間で終了してしまうのです。はい。僕は、日々、このソフトを起動させる時に現れる『残り●●日』という数字に追い詰められながら余命を宣告された患者のような日々を過ごしてきました。そして、遂にやってきました。明日で終わりです。・・・。さっきソフトを起動させたら、『残り1日』という文字が現れました。・・・。さようなら、みなさん。・・・。なんちって。
 いやはや、ここで終わらせたら何の意味もないですよ。なんで、いろんな人に、『ソフトくれ〜!!』と懇願し続けたのですが、うま〜い具合にいただけるタイミングを逃しそうなのです。ごめんなさい、無理を言ってしまった皆様方。ありがとうございました。なんでなんで、自分で身銭を切って購入しようかなぁ〜と思っています。まじまじ。ほんとは、1週間ぐらいお休みして、『ソフトくれ〜』期間を延長しようかとも思ったのですが、自分で買います。大丈夫です。そんぐらいしなきゃ。そんぐらいしなきゃ。そんぐらい・・・。あ、北風が・・・。冬って寒い・・・(涙)。

 

 

10月30日(火)

 青山のLOOPというクラブに行った。ハウス・ミュージックが鳴り響くイヴェントだ。僕の親友であり、DUGWORKSでもあり、soultodayのDJでもあるtakeshi kawashimaの親友のイヴェントだ。いやしかしハウスはいいね。あのBPMがいいんだよね。そして、まるでミラーボールの色彩のようにビートの上を浮遊する音塊が自由でいい。キラキラがいい。決して気張らないところがあるのもいい。やっぱりちょい微熱ぎみのBPMがいいんだろうね。ちょい自分の心臓の鼓動よりも早いところをキープしてくれるから。そう、ビートに踊らされることがない。だから、座って酔っぱらないながら楽しく会話を弾ませるだけでも気持ちいい。そういえば、僕、ほとんど踊らなかった。いつものことかもしれないけれど・・・。
 30年も生きてくるといろんな出来事が頭の中に刷り込まれている自分に気づくことがある。まだまだもっといろんなことが僕の目の前に繰り広げられていって、いろんな出来事がまた、僕の頭の中に蓄積されて行くんだろうけれども。ただ音楽を聴きながら、いろいろな記憶に思いを馳せていると、それだけで時間が過ぎ去って行ってしまう。それだけの月日を費やしてきたということだろう。進むべき道も覚束ないままに・・・。
 そんな重たい頭の中を駆け巡りながらも、瞬間の閃きという儚い一点を握りしめて僕は行く。それしかないんだな、やっぱり。きっと。いや、そうなんだ!俺は!

 

 

10月29日(月)

 僕は、エコロジーだとかディーゼル規制法だとか騒がれているこんな御時世に、中古でディーゼル車を買った。今年の春だ。ちっちゃいのにタイヤがでかい、エンジン音うるさい、やたら馬力あり過ぎという経済的という言葉からはかけ離れた可愛い車だ。その愛車に『暖気スイッチ』なるものが付いていて、冬場はその『暖気スイッチ』をONにしてからエンジンをかける。そのスイッチは、外気がある程度寒くならないとランプが付かない。でも、さっき車に乗る前にスイッチを押したらランプが付いた。そうだ、冬がやってきた。 星が物凄く光り輝いている。そして、月がまんまるだ。
 冬になると『温もり』というものを感じるようになる。『温もり』。いい言葉だ。発音した時のやわらかさ、なめらかさが気持ちいい。そして、人肌の暖かさをよりいっそう感じることが出来る季節がやってきた。
 僕は11月生まれ。冬に生まれた人間なんで、冬が好きだ。でも春も夏も秋も好きだ。でも冬が一番好きだ。そう、実は僕、午前0時0分0秒に生まれた子供らしい。午前0時の時報と同時に生まれたんだって。なので、母が、18日にするか19日にするか悩んだらしい。結果、19日生まれの子になったのだが、18日だったらミッキー・マウスと誕生日が一緒だった。でも19日になったので、松崎しげると誕生日が一緒だ。はぁ。
 そういえば、生まれた時の体重もちょいと変わっていて、4050gもあったらしい。双児に間違えられたんだって。つい先日、助産婦をやっている知人に聞いたら、「それは『巨大児』ですよ。」といわれた。『巨大児』って。おかしな話だ。今、ぜんぜんデブじゃないのに。ちょっとビールっ腹だけど・・・。
 昼は太陽が眩しくて、夜も月や星が眩しくて、人間は本来お日さまが出ている時に生活する動物らしいけど、もったいないから夜の9時に寝て、1時過ぎに起きて、今、月と星を見ている。気持ちいいよ。寒さがキーンと体に染みて。
 0時0分0秒に生まれた僕だから、きっと、夜の気持ち良さも感じ取れるのかな?

 

 

10月28日(日)

 『ジョン・レノン・ミュージアム』に行った。今回で2度目。始めて行く友人と一緒に行った。場所は埼玉新都心。なにが新都心なのか?なにを基準に『新』なんていう枕詞を付けたのか?そのネーミングの居心地の悪さはいまだに変わらない。それに『さいたま市』なんていうひらがなに変えちまって・・・。政令指定都市だかなんだかしらないが、さいたま市の市長選の投票結果の得票数のアンバランスさには呆れるしかなかった。まったくだ。でも、そのおかげで、気軽にジョンの魂に触れられる機会を得たことは嬉しいことだ。しかし、昨日の日記に書いた手塚治虫にしろジョン・レノンにしろ、ここで語るにはあまりにもスペースが少なすぎる。それほど僕の魂と共振している存在なのである。なので、ここでは語るのはやめておく。また別の機会に・・・。
 さて、ミュージアムの入り口で『ドリーム・パワー:知的障害者が描いたジョン・レノン』という絵画展が開催されていた。素晴らしかった。そして、なぜか肌色というかピンク色というか、人肌を喚起させる色を使った絵が異様に多かった。『温色系』とでも言えばいいのか。そういう色使いが多かった。あったかかった。でもなんら特別じゃない。彼らだって立派な人間だ。僕らがちょっぴり冷たくなっているだけだと思う。Hello special people?
 ミュージアムに行ったことがない人もいると思うのであえて中の様子は説明しないでおく。ただ一つ、ミュージアムの出口にあったグッズ・ショップで、欧米系の人だと思われる外人さんが『WAR IS OVER』のTシャツを試着している姿が印象的だった。そう、そうやって、1人づつでもいいから、ジョンの魂が響きあって行けばいいんだろうなってちょっと偉ぶった感情をここに記してみる。
 
 さあ、DJイヴェント『soultoday vol.1』の日付けが確定した!12月14日(金)だ!場所は、埼玉県大宮市にあるライヴハウス『Hearts』だ!(詳しくはこちら)オールナイトでヨロシクだ!「え〜、なんで埼玉なの?」なんていう人には、こうやって正面きって言い返そう、「え〜、なんで埼玉じゃダメなの?」って。
 詳細決まり次第発表して行きますんでよろしく。

 

 

10月27日(土)

 僕は手塚治虫が大好きだ。というのも『ブラック・ジャック』が大好きで、なぜか小学生の頃に最初にはまった漫画が『ブラック・ジャック』だった。今思いだしてもちょっと変わってる。でも、『ブラック・ジャック』の生きざまは、未だに僕の中に刷り込まれている。そして『火の鳥』も大好きだ。半年前だろうか、改めて文庫版サイズの『火の鳥』を買い直して読み漁った。改めて気づかされる部分が多かった。圧巻。そして、今回、『ブッタ』を読んでいる。今まで読もうと思いながらも手を付けていなかった作品だ。『ブラック・ジャック』にしろ『火の鳥』にしろ結局、結末らしい結末がない漫画であったので、ちゃんとした結末が用意されている手塚作品を読むのがちょっと恐い。そう、ぼくにとっての手塚作品は、終わりがないものなのだ。決して、決まりきった結末が用意されているものではない。常に、僕に問題定義を投げかけて、僕の人生の不確かさに突き刺さるものである。
 『ブッタ』は、12巻で完結するストーリーであるという。ちょっと不安。でも大丈夫。ブッタという人物が今生きているすべての人間において完結している人物であるならば、僕らはすでに、ここにいる意味を見い出しているだろうから。生きること、死ぬことの答えを、恐れを、喜びを探し彷徨いながら僕たちは生活しているのだから。
 といいながら、もう9巻まで読んじゃった。面白いね。やっぱり。手塚治虫は。

 

 

10月26日(金)

 この穏やかな感覚はなんなんだろうか?決して焦らず、決して怯えず、かといって、決して満足しているわけでもなく、けっっして自分の進むべき標的に標準が合ってきたわけでもないのに、物凄く穏やかだ。
 根拠のない自身が僕の心の中から沸き上がってくる。どんなシチュエーションに出くわしても穏やかでいられる自分がいる。なにかを悟ったわけではない。でもなぜか・・・。
 こんな気持ちめったにないから、ここに記してみた。明日になったらきっと様変わりする自分がいると思うから。きっと。

 

 

10月25日(木)

 いわゆる携帯メールによる出会い系サイト。僕は知らない。今まで一度も怪しいメールが携帯を襲ってきたことがない。一時期全盛を極めたテレクラが、いま出会い系サイトという居場所に移り変わって全盛を極めている。僕の知り合いではまりにはまっている人がいた。いろいろと教えてもらったが、いやはやすごい。太刀打ち出来ない。もう、そこに、一つのルールやシステムが暗黙の了解で成り立っている。彼はプロだった。僕には到底及ばない。
 性欲にしてもなににしても、本質は変わらない。時代時代によって形を変えていくだけだ。そう考えると、ほんと、人間って面白い。いまこうやって僕が日記をかいている瞬間にも、さまざまな現実が何億人という人々の間で繰り広げられている。でもそれは、いつの時代にも変わらず起こっていたことだ。規模や、形が違うだけ。本質は一緒だ。求めるものも一緒だ。そう考えると、ちょっと楽になる。いろんなものが溢れ帰ってしまった時代だからこそ、逆にいろいろな本質が見えてくるものだと思う。
 僕は、不思議な人だ。
 

 

10月24日(水)

 そう、今気づいたんだけど、僕、日記なるものをこれだけ長く書き続けたのって初めてなんですよ。だいたい、三日坊主で終わってたんだよね、今まで。ちょっと自己満足。ちょっと成長。そしてちょっと自慢。みなさんこれからもよろしく。
 で、今日は、とあるアーティストのインタビューをしてきた。ていうかさぁ〜、「とある・・・」ていうなんともいやらしい表現をやめたくてやめたくてしょうがないんだけどしょうがないんだよね。きっと。いや、しょうがなくないのかな?どう思う?そう思う?意見くださ〜い!!
 しかし、やはり、インタビューっていうのは難しいね。そして楽しい。自分で「これを質問しよう」と思っていても、その場の流れによってぜーんぜん違う方向に流れていってしまう時もあるから。そして、聞きたいことを強引に質問して、自分の流れに持っていっても物凄く不自然な会話になってしまうし。だから、難しい。そして、楽しい。そう、DJをやる時と一緒なんだよね。前もって自分自身のセットリストを組んでいっても、その場の雰囲気でまったく違う選曲をしてしまうことがある。難しい。そして、楽しい。
 あ、あれだよ。インタビューにしてもDJにしても、決して相手に100%合わせる気持ちでやっているわけではないんだよね。自分のスタンスを主張しながらも、相手のスタンスも考慮して、そしてそのせめぎ合いの中から思いもよらないなにかが生まれるというところにやりがいを感じる。だから楽しい。でも、難しい。
 なんて言えばいいんだろう・・・。日常生活で人と接することってこういうせめぎ合いなんじゃないかなって思う。別に、アーティストに対してインタビューするからって気負う必要もないし、DJやるからってなんかオーディエンスに依存する必要もないし。自分がどういう立場であれ、相手がどういう立場であれ、結局のところ同じ人間なんだし。そして、やっっぱり人間って、自分以外の人となにかしらのサジェスチョンを繰り返していって、自分を見つけていく生き物なんだから。そう、今日、とある人のインタビューをしてあらためて感じてしまった。
 

 

10月23日(火)

 急遽DJで参加した。下北251で行われた「UN-CONTROL→4」に。deepsea drive machine,CICADA,SUPREME LINE,11TH PACT,国府 達矢(ex MANGAHEAD)がライヴで出演したイヴェントだ。ま、DJといってもバンドの転換の時間に曲を流すという短い間だったんだけど。でも、久しぶりにでかい音で自分の選曲した音を鳴らすことが出来て嬉しかった。やっぱ楽しいね。DJは。やめられないとまらないこれからもやりつづける。
 ん〜、しかし、DJイヴェントというかライヴ・イヴェントというかそういう「音のなる場所」で「音を楽しむ」という空間を演出していくということ自体がちょっと行き詰まり的な症状を醸し出しているのは否めないような感じがする。CLUB SNOOZERもそうだったけど。別に否定をしているわけでは無い。だって、僕自身そういうものの可能性を信じてやろうとしているんだから。
 なんだろう。演出という風に考えちゃダメなんだろうね。そこに行けばなにかあるというのともちょっと違うかも。その場に行く人達の期待感を満足させるだけのものを主催者側から提供するところに限界を感じる。それは、ライヴだけという空間でもそう思う時がある。最近ライヴを見ていても、なんかこう、そこでしかうまれないマジックみたいなものを家に持って帰ることが出来なくなってしまったような感もある。「ライヴ行って好きなアーティスト見れて騒いで唄って汗かいてキャーっとなって満足満足」という感覚が失われつつある感もある。僕の歳のせいなのか、僕の冷めている性格のせいなのかわからないが。なんだろう、もっと、参加する人が主体的になれる場を創り出して行きたい。うまくいえないが。主体的っていうのも違うか。ん〜、僕のライフともっと密着した空間を望んでいるのかもしれない。単なるストレス発散の場に終わらずに、絶えまなく続く人生において出会った人と同じように大事な音楽を、逆に、音楽に出会ったおかげで大事な人に出会えるきっかけになる空間が欲しいのかもしれない。それを創り出したいと思っているのかも。なんか、よくわかんなくなってきたからこの辺で。書きなぐり日記でした。

 

 

10月22日(月)

 大宮にクラブがあるなんていう朗報が僕のところに入った。っつても風俗音痴の僕なんで、あっちのクラブではなくて、いわゆる、DJイヴェントとかライヴのできる場所のクラヴです。大宮というところは、ちょっと特殊で、というか埼玉自体が特殊な場所で、音楽の土壌と言うものが育ちにくい場所なんですよね。ま、当たり前のように都心に30分ぐらいで行けてしまうという場所なんで根付かないのもしょうがないんですが。しかししかし、昔にくらべればいろいろと根付きつつあるムードもある。それは、音楽と分かち難く結びついているファッション。そのファッション、洋服屋が、昔にくらべれば大宮にも増えてきている。わざわざ都心にまで行かなくとも、ある程度のものは事足りるようになってきている。レストランとかも、飲み屋とかも、美容院とかも。新都心なるものが出来たのも大きいのかも。
 ま、そういうことで、元ドレッドの旅人ツカゴシと一緒にそのクラヴに出向いた。平日イヴェントが無い時は、通常のバーとして営業しているという情報を得たから。ま、なかなかだった。しかし大宮臭さ(地元民にしかわからないんだなこの匂いは)がちょっと強いかなって感じ。でもそれもよしかも。そう、ジュリアナ全盛期のときにちらほらと大宮で開店していたディスコとは雲泥の差ですよ。いいと思う。
 次回、DJイヴェントsoultodayは大宮で開催しようと思っています。音楽を埼玉に根付かせるための第一歩として。うん、無理かも。今まで無理だった。でも、いまだからこそという心の叫びを押さえ切れない。だからやる。期待して。

 

 

10月21日(日)

 ワーナーホームビデオから、「The History of Rock'n'Roll」というベタなタイトルのビデオが発売されている。全部で全10巻。1巻約50分。もともと僕の家には、1巻から6巻まであって、それを改めて全部最初から見た。計算すると、300分か。ん?5時間?・・・。すげえ。そんなに見たんだ俺って。っていう感じを改めて今実感している。うん、今実感しているということは、それだけそのビデオの中身が充実しているということ。時間が経つのを忘れてしまうということ。でも、ここまでテレビにかぶりついてビデオを見続けたのはほんと、何年ぶりだろうか。そうだよな〜。気づいたら午前中から見始めてて、見終わったら日が暮れてたもんな。
 そのビデオの内容はというと、果ては、1940年代のジャズやブルースから始まって、最後には、いわゆるグランジ&オルタナティブが全盛期であった時代までを時間軸に網羅して、ロックンロールの歴史を総なめにしているというものである。でも、こうやって言葉にするとなんかすげ〜ちゃっちい感じにとられそうだよな。でも、侮っちゃいかんですよ。ほんと。ワーナーという、今、全世界の音楽業界を牛耳ってしまうほどの力がある会社であるからこそできる、様々なアーティストの映像群。そして、様々なアーティストからなるインタビュー。挙げれば切りが無い。ボノ、ブルース・スプリングスティーン、エルヴィス・プレスリー、リトル・リチャード、アレサ・フランクリン、ウィルソン・ピケット、ジェームス・ブラウン、ブライアン・ウィルソン、ビートルズ、ストーンズ、ジャニス・ジョップリン、ジミ・ヘンドリックス、ジェリー・ガルシア、デヴィット・ボウイ、ジョー・ストラマー、ピート・タウンゼント、ジョーイ・ラモーン、チャックD、ランDMC・・・。う〜〜〜。このぐらいで勘弁して。もっともっともっといっぱいすごい人が出てます。今思いだしてもこのぐらい。こんな人達のライヴをたっくさん見れて、ロックンロールに対するたっくさんのありがたいお言葉を聞けるんです。是非皆さんも、見て。損はさせません。そして、できるならば全巻買いましょう。どんなロック歴史書よりも参考になるよ。まじまじ。
 そう、1〜6巻を見終わった後、我慢出来なくて、7〜10巻を買いに行ったら、10巻しか売ってなくて・・・。悲しかった・・・。第7巻「ギター・ヒーローズ」編と、第8巻「華麗なる’70年代」編と、第9巻「パンクーロックの破壊と蘇生」編をまだ見れていない。しかも、なにやら、廃盤になっている匂いが・・・。絶対買ってやる。ていうか、あったら教えて。


10月20日(土)
 たまには何もしない日があってもいい。前から思っていながらも実現しなかったが、今日はそういう日になれた。「いてまえ打線」も爆発せずに負けちゃったしね。明日は勝て。俺も勝つ。さあ寝よう・・・って思っていたらまた電話。かなりかなりの長話。あれやこれやでまた深夜。結局なにかあるんだね。でも、なにもないよりいいんだろね。有るに勝る無しは無しということで。

 

 

10月19日(金)
 実は僕は今29歳で、誕生日が11月19日。そう、20代最後の1ヶ月が始まったのだ(みんな誕生日プレゼントよろしく)。なんか、自分の人生が30を機にして終わりそうな始まりそうな、なんともかんとも言えない気分で上がったり下がったリの毎日を過ごしていますよ...。そんな僕ですが、とある友人3人と新宿リキッドルームに音楽雑誌「SNOOZER」主催の「CLUB SNOOZER」に行ってきました。このイヴェントとはもう出会ってからかれこれ何年経つのかしら?というぐらいのおつき合いで、まあ、腐れ縁といえばいいのでしょうか。なんだかんだ楽しませていただいております。
 この日の夜は、通常のCLUB SNOOZERとはちっと趣向を変えて、あのスーパー・ファーリー・アニマルズが参加しての、スペシャル・イヴェントであったのです。なにがスペシャルだったのかなぁ〜なんて思ってたら、メンバーがDJをやっただけというスペシャルでした。ちょっとがっかり・・・したんですけど、けど、けど、これがなかなか捨てたもんじゃなくて、彼らのDJ、かなり良かったっスよ。たぶん賛否両論なんだろうなと思うんだが、僕的には最高!!オールディーズちっくな曲もあり、ヘンテコぶいんぶいんな曲もあり、レゲエもあり、ヒップホップもありありで、結局、バッキバキなテクノになだれ込むという、常人ではちとためらってしまうような素敵な選曲でしたが、それがまさに彼らならではってかんじで。勉強になりましたよ。
 しかし、なんだろう。クラブ・イヴェントというもののあり方をなんか考えてしまったんですよね〜。いろいろ感じてたら。今は未だ上手く言えないけど。思わせぶりでごめんなさい。今度やるイヴェント「soultoday」で、その辺をクリアしていければいいかなっと思ってます。
 ま、帰り際に喰った「天下一品」の「こってりラーメン」がかなり俺の胃袋に重くのしかかったということで、今日はこの辺で・・・。

 

 

10月18日(木)
 昨晩の疲れが抜けず。当たり前。寝たのが朝の10時頃。夕方頃はうように起き上がって、久しぶりに電車に乗り込む。電車に乗りながらいろんな人にまとめて携帯メールを送る。そうなんだよね。あの携帯メールってすげ〜めんどくさいんだけどさ、暇な時には最適な遊び道具になるんだよね。基本的にじっとしてられない人間だからさ。とくに電車に乗る時にはなにかしらしていないと我慢出来なくなる。音楽聴いたり新聞読んだりしないとダメなんだよね。外の景色を眺められない夜なんかとくにそうなんだよ。でもさ、話は変わるけどほんと携帯はうざいね。いらないですむならほんといらない。どこに行っても自分の居場所を監視されているようで嫌だ。心底一人の時間が欲しい時にそう思う。だって、そういう携帯のようなコミュニケーションツールが増えれば増えるほど人はより一層孤独感を味わっていしまうという矛盾が蔓延してるんだよ。知ってる?まったくだね。とかいって、この場所も一つのコミュニケーションツールだったりするんだけど。いやはや。まさに「OKコンピューター」だね。
 辿り着いた場所は神田。とある知人であり友人でもある人物と会う。いろんな話に花を咲かせる。なんだろう、やはり、人と会って話をするということは重要なことなんだよなと改めて思う。手紙じゃないと伝わらないとかメールは便利だとか言うけれど、やはり、会って、目を見つめあって会話をするのは重要なんだなと実感。すげー単純なこと言ってるよ俺。まるで引きこもり人間だ。
 でもね、最近そういった人間の根源的な部分を改めて見つめ直したいという自分がいて。時刻の流れや社会のシステムによってかき消されてしまった人間本来の心を改めて体感して行こうと思っている自分がいるんだよね。そこから始めようと思ってるから。だって、そういうのって忘れちゃいけないことなんだけど、日々の生活に飲み込まれてしまうと、まっ先に忘れてしまいがちだから。そういうものをもう一度確かめながら進んで行こうと思ってる。甘えてんじゃねえよと俺に向かって唾を吐きかけるやつがいても構わない。俺は行く。決して間違ってないと思うから。
 そう、音楽だってそうだもん。音楽の本質を忘れてしまっている人が多すぎる。それは、聴き手もそうだし、送り手もそうだよ。ちょっと立ち止まってみようよ。自分と、そのまわりの景色を見てみようよ。
 
 今、ロックンロールやポップミュージックが誕生する前に流れていた、ジャズやブルースを聴いている。そこに本質を見い出してみようと思ってる。そして、それでも俺はロックンロールを必要として行けるのか?ポップミュージックとともに歩を進めていけるのか?そんなスパーリングをしようと思って音楽を聴いている。いや〜、ルイ・ジョーダン最高!!

 

 

10月17日(水)
 そういえば、ある時期を過ぎてから本当は心底だら〜っとしてもいい時間がたっぷりあったはずなのに、なにかとばたばたしてしまっている自分に気づいた。ある歩みをとめて、そっと木陰でゆっくりするつもりが、歩むべき道がない不安から、自分を駆り立てる日々が続いていた。いかんいかん。これじゃ、自分を見つめ直す時間もなくなってしまう、っていうんで、今日は本当にな〜んにもせずに時刻の過ぎ行くままに身を委ねて一日をを終えるつもりだった。
 しかし、とある男の友人から電話が。「今から来て!!」とラヴコール。夜の10時過ぎ。おいおいまじかよとか思いながらも身支度をする俺。何もせずに眠りたいと思っていたのに、なぜかにやけてしまった。あ、ホモじゃないよ。俺。
 そう、その友人(3人)は、僕にとって貴重な存在。出会うべくして出会ったというか、なんというか・・・。運命的なものもあると思う。ごく自然に知り合うきっかけを掴み、気づいたらここに集まっていた、というか、僕が彼らの時間に入り込んでしまったというか・・・。ま、そういう言い方をするとその友人に「違うよ!!」なんて言われそうだけど。ね。でもね、ほんと不思議でさ。僕は今までいろんな道を遠回りしてきてここにいるんだけど、彼らと出会えてほんとに嬉しくて。まさか彼らのような友人に出会えるなんて思ってなかったから・・・。
 結局朝の7時ぐらいまでくだらない話や真剣な話や恋の話しやビールや煙草や音楽やコンソメパンチやうたた寝や・・・いろ〜んなことが詰め込まれていて。楽しかったよ。ほんと、いきなりのラヴコールありがとう。そして、こんな僕に貴重な時間を割いてくれてありがとう。感謝です。また、みんなで会おうね。恋の話の続きを楽しみに!!

 そういえばその友人の家に向かう途中に見えた夜の東京の街の灯がすげ〜きれいだった。住宅街のね。ビル街じゃなくてね

10月16日(火)
 秋は喘息の季節なんです。僕は小児喘息持ちで、本当は、大人になったら治ると宣告されていたんだけど、未だに治ってないらしい。喘息ってほんとに辛いんだよ。発作が起きると、息が吸えなくなるんだよ。吸っても吸っても吸えないんだよ。吐くのは腐るほど吐けるんだけどさ。そして、横になって寝れないんだよ。気軽に動けないんだよ。喋るのだって大変なんだよ。
 でも今年は未だ僕のところに喘息がやってこない。珍しいことだ。まあ、喘息の原因ってストレスから来るものもあるから、もしかしたら今の僕はストレスというものを感じていないのかも知れない。そんなこともないんだけどね。そう、人間は現代社会においてストレスに悩まされていると言われてるけれど、元来、人間はある程度のストレスを精神的&肉体的に感じていなから体の均衡を保っている生き物なんだよね。だから、本当にこの世からストレスがなくなってしまったら人間という構造体自体破滅してしまうらしいんだよね。どっかの本で読んだような気がする。嘘だったらごめん。

 そろそろ、DJイヴェント「soultoday」の日程が決まりそうだ。今日みんなでいろいろと話ながら、試行錯誤しながらイヴェントの主旨を決めていった。未だ内緒。ていうか、未だちゃんと決まってねぇや。決まり次第ここで発表していきますんで皆さんヨロシクです。では。

 

 

10月15日(月)
 埼玉県戸田市に「戸田ボート」という競艇場がある。東京都の県境に流れる荒川沿いにある。その側にスタジオがあった。そう、SCOPE-TYPEというバンドのレコーディングに参加した。彼らとは、腐れ縁で、今後も運命を共にしていくだろう。DJイヴェントも彼らの繋がりで参加している。UN-CONTROL(詳しくはこちら。SCOPE-TYPEも載ってます。)というイヴェントだ。早くこのホームページにもリンクを貼ろうと思ってる。もう少し待ってて。
 話が逸れた。レコーディングのスタートは12時だった。しかし起床11時30分。家からそこまで車で30分はかかる。遅刻しそうだった。しかし、僕は、OLYMPUS PEN EE-3というハーフサイズカメラを片手に家を出て、写真屋によってモノクロのフィルムを買い、それから車を走らせた。
 最近空の写真をよく撮る。この日記の写真もそう。ていうか、そのカメラ自体、青空を撮るのに適しているらしく、そのせいもあってよく空の写真を撮りまくっている。しかも、車に乗りながら撮りまくっている。危険です。まねしないでね。でも今回は始めてのモノクロ写真のチャレンジだ。どうなるやら。テクニックも知識もない僕だから、きっとそういう人間の写真に出来上がるんだろう。ま、それもありあり。でも、できることなら眼球の裏側にフィルムを差し込んで、撮りまくりたいぐらいだ。だって、写真を撮りたいと思うときって、自分の肉眼に写し出された景色の瞬間を撮りたいって思うものでしょ?まいいや。
 またまた話が逸れた。戸田のスタジオに着いたのが午後1時過ぎ。当たり前のように遅刻。レコーディングは始まっていた。スタジオの扉をあけるとメンバー全員がいた。これも当たり前。そして、外人さんが一人いた。そう、最近メンバーが知り合った外人さん、クレイグ。今回エンジニアをやってもらっている。彼は、アメリカ人。日本で英会話の先生をやっている。あのソニックユースやスーパーチャンク(只今ナンバーガールとツアー中)と知り合いらしい。前もって聴いた彼の宅録音源もそんなような感じだった。カッコ良かった。見た目もね。彼女も可愛いしね。はぁ〜。
 まあ、レコーディングは順調とまでは行かないまでも、よかったんじゃないかななんて偉ぶってみる。俺。今後に繋がるものは確かにあった。行けるよ、彼ら。俺もね。早くマスタリング後の音源を聴きたいぜ。ていうか、もっと突っ込んで参加するぜ。


 最近いろんな人との出会いが増えた。また、いろんな人間との絆も深まってきた。一人になるとすごく大変で、そして、当たり前のようにすごい孤独感が襲ってくるんだけど、でも、そんな時に気づいていくもの(築いていくもの)ってすごく重要ですごく大切で。そんな時に僕を見ていてくれる人や、手を握ってくれる人は本当に大切で。

 日記ってむずかしい。話し逸れまくり。もっといろいろ書くはずだったのに。もっともっと・・・。

 

 

10月14日(日)
 久しぶりに早起き。甥っ子が遊びに来た。庭で遊んだ。水遊びをした。濡れた服を着替えさせた。お絵書きをした。ママチャリで散歩した。100円でガチャガチャをやったらチュッパチャップスが3つも出てきた。そんな楽しい時間も2〜3時間で終わってしまった。僕もいつかあんぐらいのガキを背負って生きていかなければならないんだ。と思った。
 改めて部屋の大掃除を開始。いろんなものが出てくる出てくる。すると、とある手紙の山に目が止まった。手紙なんてめったに貰わないものなんだけど、そういえばこん時はいっぱい貰ったんだと思いだした。ちょっと目頭が熱くなった。
 明日は、とあるバンドのレコーディングに参加する。どうなるのか?

 今日、甥っ子から貰った「無邪気さ」と、昔貰った手紙の山に詰め込まれていた「感謝」と「優しさ」を忘れずに行こう。何日持つかな・・・。

 

 

10月13日(土)
 土曜日は休みの日だった。街中に人が多い日だった。僕はずっとショップスタッフをやっている人だったから、平日休みのほうが多かった。しかし、仕事を変えてから土日休みになって。でも、土日関係無く仕事はあったんだけど、でも、かろうじて休める日が土日に変わっちゃって。でも、土日ってほんと、人が多い多いからさ、どこに行くにしても億劫なんだよね。でも今は、そんなこと全然関係ないんだな。悲しいかな。
 埼玉に、「埼玉スタジアム」なるものができて、今日、「浦和レッズ VS 横浜Fマリノス」の試合を見た。テレビだけど。そこのスタジアムのこけら落としの試合だった。来年、ワールドカップの試合が行われるそうだが、埼玉県にとっては大赤字の施工だったらしい。今後も負債をどのように回収していくかメドが経っていないって誰かが言ってたよ。
 しかし、レッズはどうしたのよ?ほんと。野球馬鹿の僕から見てもチグハグの試合内容だったよ。小野がいなくなったからとかじゃないね。そんな単純な理由じゃないや。頼むぜ!by 元浦和在住民より。

 サッカーのユニフォームもそうだけど、僕が長年愛しているF1にもスポンサーの名前がでかでかと貼り付いているよね。あれは嫌だ。うざい。しかし、この世の中、金だから。お金がなきゃね。誰も身動きとれないんだよ。でもね、僕は、まず心ありきで勝負していきたい。まず魂ありきで生きていきたい。それが結果、お金に満たされずになくなっていってしまってもいい。心を、魂を置き去りにしてまでお金に執着したくない。昨日会った友人の財布に埋もれていた札束を目撃してそう思った。
 こんな幼稚な考えがどこまで続いていくものか?月日が経った後に、自分自身振り返ってみようと思う。みんなもお楽しみに。

 

 

10月12日(金)
 僕の同年代の友人は、いろんな職種のやつが多い。社長を目指す営業マン、税理士を目指すもの、ケーブルテレビの係長、飲み屋の店員、接骨院の院長、魚屋、タイル屋、酒屋・・・などなど。挙げれば切りがない。そんな中でも僕は異質のようで、洋服屋→CD屋→音楽業界へと歩を進めていった。
 「お前はほんとに好きなことをやり続けてるよな」
とある友人に言われた。そう思われてもしょうがないか。というかそうなのだからしょうがないんだ。
 「それだけ自由に好きなことがやれてうらやましいよ」
とまたある友人に言われた。そう思われてもしょうがないんだよね。そうなんだもん。でも、みんなだってそうなんだよね。業種は違えど、みんな普通の企業に務めている人達とは一線を画している奴らが多い。
 そう、1年ぶりに高校の同級生と飲み明かした。いろんな話が出てきた。「結婚したんだって?」「子供出来たの?」「へぇ〜、2LDKのマンションを買ったんだ〜」「奥さんと上手く行かないんだよ」「キャバクラ行こうよ!!」「月3万だよ。こずかい」「え?年収2千万?」・・・。 みんな、それぞれ歳を重ねていき、話す会話の内容もそれなりのものになっていた。
 「で、お前これからどうするの?」
とみんなに突っ込まれた。いやはや、むず痒い。なんとも。現状、なにもない僕にとって、奴らは時にでかく見えたり、時に小さく見えたりして。でも、沸き上がる希望と自信のもと、自分のビジョンを話しはじめると僕もでっかくなれるのだが、ちょっとした戯言みたいにせつなくぽろっと嘆いてしまうとすんごくちっちゃくなったりして。なんだかわからん。俺ってなに?
 ほんと、不思議な時間だった。懐かしくもあり悔しくもあり楽しくもあり情けなくもあり・・・。また、それぞれの自分の道を歩んだ後に、みんなで集まっていろいろと話をするんだろうな。その時の僕は・・・。


 ある決心をした日に、自分の部屋の大掃除をしたのだが、いつのまにか前よりも汚くなっている。自分のいる場所の環境を整えようと整理したのだが、結局今までと変わらない部屋の表情に元通りだ。
 人間ってほんと面白い。気の持ちようで日々いろいろと変化をしていく。
 明日は、土曜日だ。土曜日って何の日だっけ?
 

 

10月11日(木)
 忙しく仕事を続けていると、本来目に飛び込んでくる風景や感動に鈍感になってしまうけど、いざ自由に与えられた時間が増えれば増えるほど、本来飛び込んでくる風景や感動が当たり前になってきてしまう。
自分がやりたいことを突き進めていくと、それと同じくらい不安というものもついてきたりして。気づいたら眠れなくなっていたりして。そうすると、自分自身の時間軸と自然の時間軸がずれはじめてきて。悪循環になる日がある。それが今日だった。
 台風のような嵐が去り、秋独特の透き通った空が目の前に広がっていて。本当だったらそれを全身に浴びて、深呼吸でもすればいいのだけど、そんな空の太陽が眩しすぎて、カーテンを閉めてしまった僕だった。
 安心という場所から飛び立つのって、凄く勇気がいることだけど、飛んでしまえば凄く気持ち良くて。でも、飛び終わった後に降り立つ場所に、新しい安心という場所をつくり出すまではちょっとつらいんだよね。結局どっかで安心がなきゃやってらんないんだ。それには、それなりの恐怖も背負って行かないとね。明日は、朝日を浴びよう!!

 

 

10月10日(水)
 今日から日記を始めます。他のリンク先があまりにもかたっ苦しいことばかり書いてあるんで、ここは自然体で行こうと、馬鹿な自分を出して行こうと思ってます。っていいながらなにから書けばいいのやら・・・。
 あ、そうそう、上に貼付けてある写真あるでしょ?これは、今年の夏に行われた「ROCK IN JAPAN FES 2001」に向かう途中に撮った、朝焼けの写真です。FESの3日目の朝です。なんか、こう、暗闇と雲海の隙間から立ちのぼる太陽が素敵でしょ?今の僕にぴったりの写真ですよ。へへへ。ちょっと自慢。っていうかこれじゃ日記じゃないや。ていうか、誰に話し掛けてんだっつーの。
 ま、とにかく、始まりましたということで、ここまで辿り着くまでに出会った人達すべてに感謝の気持ちを送ります。
 保坂壮彦は、とりあえずここから始めます。どこまで生き延びて辿り着くのか?、はたまた、どこで躓いて死んでしまうのか?、んなもんわかりません。でも行きます。行けるだけ生きます。死ぬように生きたくはないんで。僕の中にある愛が限り無く続く限り生きます。
(うわっ、臭っ!)

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